

岩組紫燈大護摩供 於:聖護院門跡
令和7年10月26日 阪堺役講の一つで聖護院門跡四連合のひとつのでもある岩組様の紫燈大護摩供が聖護院にて厳修されました。総勢117名の行者のうち、近畿連合会より17名が出仕させて頂きました。 聖護院門跡は本山修験宗の総本山でその本山のご門前において歴史上初めて当山派の作法が披露されました。本山派当山派と付き合いはあるもののどちらもの作法を交えた大護摩供が聖護院門跡で執り行われたことにとても感慨深いものがありました。人が減り絶滅危惧種と称される山伏も各寺院で執り行われる法会が衰退しないように協力する事も必要な時代が来るでしょう。一つにまとまることやこのような形は無理でしょうがお互いを理解し協力するきっかけとなる良い懸け橋となる行事だったと思います。 開催までには聖護院門跡ご門主、岩組総長はじめ関係者のご尽力は大変だったと思いますが一本山派行者として参加させて頂きました者としては山伏問答や前作法、法螺の譜と新鮮に感じながら拝見し心地よい一体感の中、厳修させて頂きました。
10月26日


芦屋高座の滝護摩堂 滝行
令和7年10月25日 すっかり秋らしくなってきました。早朝より多くのハイカーが通過する芦屋ロックガーデンの入口の高座の滝の護摩堂にて滝行と護摩を厳修いたしました。 今月は翌日に近畿連合会として出仕する法会がございますので土曜日に実施させて頂きました。午前中は講員4名が滝行を行いました。先月に比べ水温は下がっていますがまだまだ心地よく感じる滝行となりました。これから毎月水温は下がっていきますが修行としてしっかり取り組みたいと思っています。 昼ごはんにスパイシーカレーで舌鼓を打ち、昼から合流の講員も交え、近畿連合会員8名にて祈祷護摩を厳修させて頂きました。 次回は11月30日に行わせて頂きます。基本的には月末の日曜日を予定していますが変更もありますので詳しくは近畿連合会のホームページにてお知らせさせて頂きます。 https://www.kinkirengokai.com/ 寒くなってきますが滝行体験も受け付けますのでよろしくお願いいたします。
10月25日


甲山神呪寺 大師護摩祈祷
毎月21日は兵庫県西宮市甲山にある甲山大師神呪寺にて甲山大師祭が行われ、本山修験宗近畿連合会ではその中で祈祷護摩を焚かせて頂いております。午前10時30分と午後1時からの2座を厳修致しまして、その間随時加持祈禱もさせて頂いております。本日は近畿連合会より8名が出仕致しました。
10月21日


令和七年度 第七回大阪講習会
令和7年10月19日 大阪修験講習会第7回目があびこ神光寺さんにおいて開催されました。10月下旬になりやっと冷房が不要になり過ごしやすくなりました。他行事と重なり12名と少し淋しい参加者になりました。 まずは本堂にて喜蔵院ご住職の中井智教先生をご導師に加藤真光先生と共に採燈護摩勤行式を読経しました。 少し休憩をはさみ、二階の広間に移動し講義を受けさせていただきます。一講目は中井智教先生より九条錫杖の内容についてです。般若心経や観音経のように多くの書物がないなかで読み下し文にして一文ずつ解説いただきましたので今回は三節まででした。学生時代の古典授業を思い出しました。 二講目は加藤真光先生より聖護院の位についてのお話しをしていただきました。僧階、法階、先達における御袈裟、梵天の色、受法できる作法等、日頃何となくしか理解できてなかった事に気付ける良い機会を頂きました。
10月19日


大谷山伽耶院 採燈大護摩供
令和7年10月13日 兵庫県三木市、ネスタリゾート神戸の近くにあります大谷山伽耶院において採燈大護摩供が盛大に厳修されました。 645年に開基され、1681年に後西上皇よりインドの仏陀伽耶に因む寺号『伽耶院』と改められた歴史ある寺院でこの日も各地より100名を超える行者が集まりました。 近畿連合会では古くより前日の準備より出仕させて頂いております。準備には10名が出仕し、主に護摩壇内の準備で檀組や仏具の配置、席の準備などをさせて頂いています。これらも実際に参加して覚えていくもので、継承していく為にもただ手伝うのではなくしっかり学ぶ気持ちで参加させて頂いています。 当日は正に女心と秋の空と言われるような天気で朝から雨がパラついてきたと思えばまた晴れ間が覗いたりとする中、濡れて困るものにはビニールをかぶせたり、外したりしながら開始の時を待つことになりました。 聖護院ご門主をご導師に100名からの大行列にて本堂、開山堂、行者堂にて勤行の後、旅の行者との山伏問答が行われ全員が道場内に入場いたしました。山伏問答の後には参拝者より拍手があるなどとても温かさを
10月14日




