大谷山伽耶院 採燈大護摩供
- akihiro terada
- 20 時間前
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令和7年10月13日 兵庫県三木市、ネスタリゾート神戸の近くにあります大谷山伽耶院において採燈大護摩供が盛大に厳修されました。
645年に開基され、1681年に後西上皇よりインドの仏陀伽耶に因む寺号『伽耶院』と改められた歴史ある寺院でこの日も各地より100名を超える行者が集まりました。
近畿連合会では古くより前日の準備より出仕させて頂いております。準備には10名が出仕し、主に護摩壇内の準備で檀組や仏具の配置、席の準備などをさせて頂いています。これらも実際に参加して覚えていくもので、継承していく為にもただ手伝うのではなくしっかり学ぶ気持ちで参加させて頂いています。
当日は正に女心と秋の空と言われるような天気で朝から雨がパラついてきたと思えばまた晴れ間が覗いたりとする中、濡れて困るものにはビニールをかぶせたり、外したりしながら開始の時を待つことになりました。
聖護院ご門主をご導師に100名からの大行列にて本堂、開山堂、行者堂にて勤行の後、旅の行者との山伏問答が行われ全員が道場内に入場いたしました。山伏問答の後には参拝者より拍手があるなどとても温かさを感じるはじまりとなりました
。
途中も雨が降ったりやんだりとはなりましたが土砂降りという事もなく終わるころには雨もあがりました。護摩壇も雨水を含み奉行や承仕の方は気を使われていたようですが、我々は本山派らしいしっかり煙があがる護摩壇で最後は煙の中より龍のように立ち上る火を拝むことが出来ました。
多くの行者、多くの法螺師による法螺の音や多くの参拝者とても心地の良く出仕させて頂けた採燈大護摩供となりました。空くじなしの福引も楽しめました。
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