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吉野喜蔵院 神変大菩薩報恩採燈大護摩供

更新日:2024年12月15日




令和6年12月1日




奈良県吉野にございます聖護院門跡の別格本山であり大峰山寺の護持院の一つである護法山喜蔵院おいて神変大菩薩を中心に大峰満山のすべての神仏への感謝と参拝者の健康やご多幸を記念する神変大菩薩報恩採燈大護摩供が厳修されました。各地より多くの山伏が集結する中、当連合会よりも24名が出仕させて頂きました。

吉野といえば桜のイメージが強いですが紅葉でもたくさんの観光客が訪れます。今年は冬の訪れが遅れた為、例年では紅葉が終わっている時期ですが所々赤く色付いたもみじに目を楽しませてもらいました。

蔵王権現像でも有名な金峯山寺において総勢百名ほどの僧侶方々、山伏衆が集結し、聖護院より宮城泰岳執事長を御導師に、山田哲寛先生を経頭に蔵王堂にてお勤めをした後、喜蔵院までの登り坂を山伏行列にて進ませて頂きました。狭い道での長い行列ではありましたが出仕者それぞれが聖護院の行者である自覚を持ち整然と歩く姿を多くの観光客や地元の方々に見て頂きました。

喜蔵院内の道場へ入場。多くの山伏が奉行の指示のもと、道場内におさまり十二月に入ったとは思われない暖かな日差しに包まれた中、執り行われました。風もほとんどない中、高く舞い上がる煙と共に上がった燃えた檜葉が真上より行者の衣体に降り注ぎ、本日出仕させて頂いた証を残すことが出来ました。

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