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聖護院 令和7年葛城修行

更新日:4月15日





令和7年4月11日~13日 

今年は秋に葛城灌頂会が厳執されることもあり多くの新客さんが参加されていました。草分俊顕大宿の元、近畿連合会よりは総奉行の幹事長はじめ7名が参加させて頂きました。

初日はバスにて岩湧山登山口まで送って頂き、まず第十四番経塚があります光瀧寺に参拝させて頂きました。勤行後急に土砂降りの雨となりましたが少し長めの休憩をとって小ぶりとなったところで出立となりました。登山口まで戻り岩湧山へ登拝。山頂より少し下がったところから小雨が降り始めましたが樹林帯の中でどうにか雨具なしできゅうざかの道を下り第十五番経塚で勤行し岩湧寺を参拝し流谷の第十六番経塚での勤行の後、バスにて粉河寺近くの旅館へ送って頂きました。

二日目は粉河寺諸堂を巡拝の後、中津川の第七番経塚へ登拝し行者堂まで下り山伏行列にて近くにございます熊野神社へ参拝後行者堂にて採燈大護摩供を厳修させて頂きました。初めて護摩供の道場内へ入場され目を輝かせながら一生懸命お祈りされている新客さんも見受けられました。その後粉河まで下り加太駅近くまでバスにて移動し行列にて迎之坊向井家と春日神社を参拝後旅館へ入りました。昨日と違い早めに入ることが出来たので食事の前にゆっくりとお風呂を頂き、食事をさせて頂くことが出来ました。

三日目の最終日。予定では友ヶ島の虎島に御座います第一番経塚へ渡る予定でしたが生憎の荒天の為、船の欠航が決まり阿字ヶ峰役行者堂、常行寺に参拝し第二番経塚へ登拝させて頂くことになりました。途中雨と風もきつくなる中でしたが、聖護院らしく一列での峰中行列での登拝でした。その後、加太まで戻りましたが気温も下がり風雨が強まる中、海岸での採燈護摩供の厳修が危ぶまれていましたが地元の方々の思いも通じ、少し弱まった時を見計らい厳修させて頂くことが出来、護摩木もしっかり焚きあげさせて頂くことが出来ました。

要所々で大宿より法話を頂きます。参加者は熱心に耳を傾けメモを取られています。詳しくはぜひ参加されて聞いて頂きたいのですが、今回は友ヶ島へ渡れなかったことにより聖護院において回向勤行で唱える妙法蓮華経方便品と寿量品が納められている第二番第十六番経塚を二つまとめてまわれたことはとても感慨深く感じられるとおっしゃっていました。私自身も順番には何度もまわらせて頂きましたが、たしかにこの二か所を一度に回ったことはなかったので改めて今回の荒天を喜ばしく感じさせて頂きました。








※掲載の写真は聖護院広報担当の方より頂きました。

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