大阪修験講習会 第6回
- akihiro terada
- 2024年9月15日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年11月11日
令和6年9月14日 大阪講習会 第6回目
令和6年度大阪修験講習会第6回があびこ神光寺にて開催され24名の参加者で開催されました。
最初に宮城泰岳先生ご導師に真光先生と採燈護摩勤行常用をおつとめさせて頂きました。
次の講義にもつながりますが、最初に声明の伽陀をお唱えされました。非常に複雑な譜ではありますが、その分きれいに合ったおつとめはとても心地よいものでした。
一講目は宮城泰岳先生より声明(しょうみょう)についての講義をしていただきました。最初に声明の由来や語源などについて説明していただき、声明も仏に対する供物であり、仏を称え仏の教えを伝える目的があると教えていただきました。平素聞く機会は少ないですし聞いても譜が複雑で何を唱えているかすぐに理解できるものではありませんが、今後は声明を文字として理解できるよう学んでいきたいと思いました。
二講目は山田哲寛先生より役行者の呪術についての講義を受けさせていただきました。修験を学んでいるとよく呪術という言葉を耳にします。しかし、あまり良くない意味で語られることが多い事も事実ですし、実際お金儲けに活用、悪用?する人もいることも事実です。しかし元々は呪=まじない=魔事無=良くする=願であり、その術=すべ=方法・技術であり、そのための薬などの作成なども含め呪術と捉える。とのお話を聞かせて頂きました。
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