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令和7年度大阪講習会修了式

令和7年12月13日 大阪講習会 修了式 於;聖護院門跡


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修了式には約20名が出席させて頂きました。

最初に宮城泰年御門主より『山に教えられる修験の世界』という題目でのご講義を受けさせて頂きました。日本では仏教が伝来するまでは神の存在が崇められ、当然山や木、すべてのものに神が存在すると考えられていました。


仏教伝来後、役行者により修験道が開かれた後、平安時代には神や仏が宿る山を修行の場とする山伏が見受けられるようになりました。そして令和になった現在も我々修験者は山を学びの場としています。ただ山に登るのではなく、自身の自信が慢心とならないよう自身と向き合う場所として登拝させて頂きたいと思いました。

その後、宮城泰年御門主導師による修了式法要が行われ、多くの参加者が7回以上の講習参加の証として修了証を頂きました。また、参加者代表より本山はじめ関係者の方々への感謝の気持ちとより一層修行に励む旨の誓いを述べて今年度の講習会は無事終了となりました。

来年も3月14日より14回目として開催されます。月一度、週末のお昼から大阪あびこ神光寺での講義です。来年度は前作法の講習も交えていきたいと思っていますので是非ご参加ください。

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